カラーバリエーション

「集客はしているし良い商品で値段も悪くない、だけど思ったより売れない」と思っていませんか?

思ったより売れないのは、カラーバリエーションの数が原因かもしれません。

あなたの商品は、カラーバリエーションが多いですか?少ないですか?

「1色?5色?10色?20色?」同じ商品を売っていても、店舗によって色と色数がバラバラです。

商品の色を増やしたり減らしたり、カラーを変更することで、売れる個数が増えるかもしれません。

選択のパラドックス

選択のパラドックスとは、選択できる数が多いほど満足度が高くなるが、選択できる数が多すぎると選べなくなってしまうというものです。

選択のパラドックスで有名なのは、「ジャムの法則」です。

試食コーナーで、ジャムを24種類用意したときと、6種類用意したときと、どちらが多く売れたかを比べた実験です。

  • 24種類用意したときは、買い物客の60%が試食に来たが、購入した人は試食に来た人の3%でした。
  • 6種類用意したときは、買い物客の40%しか試食に来なかったが、購入した人は試食に来た人の30%でした。

仮に1000人の買い物客が来た場合は、

  • 24種類の時は、600人試食し、買ったのはたったの18人。
  • 6種類の時は、400人試食し、買ったのは120人。

このように、種類が多いと満足度は高くなりますが、選ぶのに疲れたりと購入に至らないことがわかります。

ただ、商品によっては数種類より数十種類あったほうが良いこともあるので、参考程度に覚えておき、臨機応変に行動することが大切です。

※ジャムの法則参考書籍:選択の科学

カラーバリエーションの増減

カラーの数を増やしたり減らしたりすれば、必ず売れるというものではありませんが、カラーのことをしっかり考えている店舗と考えていない店舗では売上が変わります。

あまり重要視されないポイントだからこそ、流行りの色や定番の色、他の店舗にはない色を取り入れているお店は、ランキングも上位の場合が多いです。

まだ一度も試したことがなければ、検討してみましょう。

カラーを増やす

商品のカラーバリエーションが1色だけとか2色だけの場合は、カラーを増やすことを考えましょう。

黒と白しかない商品であれば、青や赤が欲しいと思っていたお客さんは買わずに去ってしまうでしょう。

そこで、黒・白・青・赤と増やした場合、青と赤が欲しかったお客さんが買ってくれるようになるので、単純に今までのお客さん+青・赤のお客さんになって売れる個数が増えます。

そうすると、色を増やせばお客さんが増える、お客さんが増えれば売れる個数が増える、売れる個数が増えればランキングが上がり、さらにお客さんに見てもらえる頻度が増え、商品が売れる。

このように色を増やすだけで良いサイクルが生まれます。

カラーを減らす

逆にカラーが多いという店舗もあると思います。

10色・20色・30色以上ある方、かなりの数ですね。

このカラーの数で売れているのなら減らす必要はありませんが、全く売れない色があって、その色が抜けても見栄え的に特に問題ないようであれば、廃番色にしてしまうのも一つの手です。

お金もかかり、倉庫も圧迫しますからね。

色の種類が多いと、「色を選ぶのに疲れたからまた今度にしよう」と去っていきますし、ほとんどの人は戻って来ません。

「選ぶの疲れたからまた今度でいいや」と思って買わなかったり、次探した時に、「これでいいか」と他の店舗の商品を買ったりするからです。

色の選び方

「色を増やすだけで売れる個数は増えない」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

「定番の色・今年流行りの色・他店舗にない色」など、何色にするかを考えた上で増やすと結果がついてきます。

定番の色は必ず選ぶ

どんな商品でもド定番の色は、白・黒ではないでしょうか。

ド定番の色を入れなければ、お客さんの数はかなり減る可能性がありますので、カラーバリエーションに入れ忘れないようにしましょう。

また、商品によっては、白・黒以外の定番があると思います。

  • Iphoneであれば、シルバー・ブラック・ゴールド。
  • コールマンのアウトドアワゴンであれば、レッド。

のようにこの商品ならこの色というものも定番色として入れておくのがいいでしょう。

その年の流行りの色を選ぶ

その年によって流行りの色が変わったりします。

ブルー系がトレンドカラーだったり、ブルーでも呼び方が違ったりするので、色を選ぶときに調べておきましょう。

流行りの呼び方がコバルトブルーであれば、ブルー系の色の選択名をコバルトブルーにするのも良いです。

「トレンドカラー」と検索すれば「20XX年のトレンドカラーは?」という記事が出てきます。

他の店舗で売っていないカラーを選ぶ

無理をしてはいけませんが、売れる見込みがあるものに関しては商品の強化として、カラーを増やしてみましょう。

増やす色は、まずは定番色、そして他の店舗にはない色を増やしましょう。

同じ色系統でも微妙に違う色を選ぶ

まったく売れない色でも微妙に色を変えるだけで、想像以上に売れ出したりします。

ピンクでも、濃いピンクや薄いピンクがあるように、ピンクで一括りしてしまうのは、非常に勿体無い決断です。

この微妙な色の違いは、男性よりも女性の方が得意なので、商品の色決めは、女性に意見を求めるのも良いでしょう。

季節限定・数量限定カラーで心を惹きつけよう

「カラーを増やした・減らした」だけでは、お客さんは飽きてしまいます。

そこで季節限定・数量限定カラーを取り入れていきましょう。

同じ色でも数量限定として売ると、定番色として売ったときより、売れるのです。

カラーを単純に増やした・減らした、だけでなく、こういった施策も取り入れることで売上upを図りましょう。

ちなみに、商品発注から考えると、数量限定の方がやりやすいです。

季節限定にすると、もし季節が終わっても在庫残っていた場合、「季節限定じゃなかったの?」と信用を失いますし、信用を取るために売らないと決めたら、在庫が残ったままで現金化できなくなります。

まとめ

カラーは、適当に決めていいものではありません。

しっかり考え自分だけで完結せず、周りの意見も取り入れて、商品が売れるようにしていきましょう。